ĐẾN CÂU 33. 日本では、お正月には よく たこを あげて(注1)あ...

câu 30 đến câu 33.

日本では、お正月には よく たこを あげて

(注

1

あそびます。

日本で はじめて たこが あげられたのは、今から 千年ほど前だと 言われて います。

中国から やって きた その たこは、紙で 作られた 鳥の ような かたちを

した ものだったと そうぞうされて います。それから、五百年くらい たつと、たこは

たたかい

(注

2

や せんそうの どうぐとして 使われる ように なりました。たこを

空高く あげて、とおくに いる なかま

(注

3

に 知らせたり、たたかいに かった

時など、たこを あげて よろこんだり しました。たこが あそびに 使われる ように

なったのは、今から 四百年ほど前からです。はじめは、さむらいの 子どもしか たこを

あげては いけないと 決められた ことが ありましたが、だんだん 日本中で

たこあげが さかんに 行われる ように なりました。

しかし、さいきんでは、お正月に なっても、たこあげを あまり 見なく なりました。

たこを あげる 広い 場所が ないのです。それに、このごろの 子どもは、あまり

外で あそばなく なったのでしょうか。むかしの あそびが だんだん きえて

いくのは すこし さびしい 気が します。

(中川良雄、 1993 年、『日本語初中級問題集日本語能力試験 3 級対応』、国書刊行会により)

(注 1)たこを あげる: thả diều

(注 2)たたかい: trận chiến

(注 3)なかま: đồng minh, bạn bè